「20代でよく独立したね!」
有難いことに、よく言われるお言葉ですが、
私はむしろ20代で独立した方が良かったと強く感じています。
そう強く感じる理由が3つあります。
1つ目は「失敗してもプラス」ということです。
20代で独立して仮に失敗したとしても、
ヒト・モノ・オカネを自分で管理する経験は価値が高いと思います。
よく転職本では希少性を高めよ。
と書かれることが多いですが、
20代で独立ほど簡単にできて、希少性を高められるものはありません。
もちろん、どこで何をどのようにするかによって
大きく影響してきますが、その挑戦した意志を買ってくれる人も多いと思います。
失敗して会社に転職するときでも、その失敗を失敗として認識されないでしょう。
だから、安心して欲しいです。
失敗しても大丈夫だから、20代で独立したいという人は一歩踏み込んで欲しいと思います。
2つ目は「応援されやすい」ということです。
私は、独立してから多くの方に応援されてきました。
根っからの末っ子気質で甘えん坊のせいかもしれませんが、
本当に助けられて生きています。
日本人は、小さくて頑張っている人を応援しやすいです。
甲子園で初出場や公立高校が出ると、地域関係なくとも応援する傾向にあります。
若い人が夢に向かってリスクを背負い、挑戦している姿は決して悪く感じません。
むしろ、好印象です。
応援される力。
これは、強力な武器だと身をもって感じています。
最後は「頭が柔らかい」からです。
独立すると役員になるので、給与ではなく、役員報酬になります。
ほとんど変わらないのですが、雇われていないので残業という概念がなくなります。
なので、合法的に無限に仕事ができます。
会社を創ると、会社員時代に誰かがやっていた仕事が全部自分に降りかかってきます。
営業、経理、総務、労務、HP制作…
外注もできますが、自前でやった方が安いので出来る限り自前でやります。
そうすると、理解しなければならないことが沢山あります。
そういったことに柔軟に対処できる20代の方が、向いていると思います。
むしろ、考え方も柔軟なので、新しい発想やITにも対応しやすいです。
いかがでしたでしょうか。
独立することが正しいとは思ってませんが、
若い経営者が増えることを私は願っています。
このブログが少しでも役に立てば嬉しいです。